阪本篤「まだおとずれてはいない」インタビュー

－－脚本を初めて読んだときの感想、印象を教えてください。

普段自分が触れる様々な報道と、普段の実生活との温度差とか距離感みたいなものを、何と形容すればいいかわからないんだけど、それを感じながらもそれぞれの人生は続いていくわけで、というようなことに共感しました。

－－ご自身が演じる役はどんな人物か教えてください。

良い人にもみえるし、エゴイストにもみえる人物、かな。
自己の為の愛なのか、他者の為の愛なのか。

－－劇団公演では初となる作・演出原田ゆうで、いわいのふ健、阪本篤、筑波竜一による劇団員だけの3人芝居、という環境でしたが、稽古はどうでしたか？また、印象に残っている出来事があれば教えてください。

初期に再演や旅公演を重ねた「birth」という男4人芝居があるんですが、作品も演出も違うのに不思議と同じような雰囲気を感じています。
意外と和やかムードな1ヶ月でしたよ笑

－－最後に公演を心待ちにしている皆さんにメッセージをお願いします。

キャスト、スタッフ、皆んなでチャレンジしながら作品づくりをしています。是非劇場で本番を見届けていただければと思います。

阪本篤

兵庫県出身。
劇団流山児☆事務所を経て、2010年、劇団温泉ドラゴンを旗揚げ。他、プロデュース公演や他劇団への外部出演、また映像作品やナレーションまで多岐にわたって活動。株式会社ヘリンボーン所属。