文化庁委託事業「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進劇団育成公演
温泉ドラゴン新作
『悼、灯、斉藤(とう、とう、さいとう)』プレ企画
リーディング公演
劇団温泉ドラゴンは、文化庁・公益社団法人日本劇団協議会主催「日本の演劇人を育てるプロジェクト」の一環として、2023年2月に東京芸術劇場シアターイーストにて新作公演『悼、灯、斉藤(とう、とう、さいとう)』(作:原田ゆう 演出:シライケイタ)を上演いたします。
この新作のプレ企画として戯曲をブラッシュアップするためのリーディング公演+ディスカッションを11月6日(日)に行います。
このリーディング公演の演出家に中澤陽さんを迎え、本公演とは異なるキャストのみなさまに出演いただきます。リーディング公演の終了後には、2023年2月の本公演に向けて作品を高めていくために様々な意見や視点を伺うべく、観客の方も交えたディスカッションも実施します。
ぜひご参加をお待ちしております。
実施概要
作:原田ゆう(劇団温泉ドラゴン)
演出:中澤陽
出演:阪本篤、シライケイタ、筑波竜一(以上、劇団温泉ドラゴン)
浅倉洋介、河井朗(ルサンチカ)、古賀友樹、齊藤玲子、瀧腰教寛、
谷川清美(演劇集団円)、永山由里恵(青年団)、西井裕美(50音順)
日時:2022年11月6日(日)18時~(受付・開場は15分前)
会場:青年劇場スタジオ結(東京都新宿区新宿2丁目9-20 問川ビル B1)
東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅 出口1・3より徒歩2分
東京メトロ副都心線 都営新宿線 新宿三丁目駅 C8出口より徒歩8分
参加費(全席自由席・当日精算)500円
※ご参加いただいた方には、現段階での戯曲を配布いたします。
予約:予約開始10/15(土) 10:00
作品について
【作品のあらすじ】
母の急死によって実家に集まった40代前半の斉藤家の三兄弟。仲が悪い。悲嘆に暮れる暇もなく葬儀や墓の手続きを進める中で、父も兄弟もそれぞれお金がないことが明かされ、葬儀代とお墓代をどうするかでもめる。また、葬儀の担当者が気に入らなかったり、墓問題がこじれたり、役所の手続き、カードの解約など誰がやるか、過去の喧嘩などもぶり返し、兄弟同士で言い争ったりしながら、どうにか分担し母の死後の諸々の手続きを進めていく。
兄弟が喧嘩したりいがみ合う中で、彼らの関係性を繋ぎ止めるのは、母との思い出だ。
三兄弟とも子供がいない。三男は結婚していない。孫を見せられなかった負い目など、既存の社会的な(未だ蔓延る昭和的な)価値観、理想の家族像に振り回されながらも、それぞれの生き方を肯定し、母の死を弔う。
【登場人物】
父、母、長男、次男、三男、長男の妻、次男の妻、三男のかつての恋人、
葬儀屋、介護士(母の職場の同僚)
[お問い合せ]
劇団温泉ドラゴン
MAIL: onsendragon@gmail.com
主催:文化庁・公益社団法人日本劇団協議会
制作:公益社団法人日本劇団協議会
制作協力:一般社団法人劇団温泉ドラゴン
スーパーバイザー:福島明夫(青年劇場)