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インタビューページトップ_劇団温泉ドラゴン第20回公演 まだ おとずれては いない.png
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作・演出
原田ゆう

--この作品を書こうと思ったきっかけを教えてください。

現在起きてしまっているパレスチナでのジェノサイドについて、哲学者の永井玲衣さんが著書『世界の適切な保存』の中で、「忘却されているのは感じることだ。普通ではないと感じることだ」と書かれていて、感じることを取り戻したいと思ったのがきっかけです。日本に住む私たちがどのような想像力で感じることを取り戻せるのか、追求したいと思いました。

--この作品において原田さんが一番大事にしているものはなんですか。作・演出をやりながら思ったことなども教えてください。

大事にしてることは上記の項目に繋がることですが、感じることです。登場人物が感じていることをきちんと表現していきたいと思っています。

--この作品をどのように観客のみなさんに届けたいと思いますか?

日常生活を送りながら大きな出来事について考える、ひとつのきっかけになればと思います。

--劇団公演では初となる作・演出原田ゆうで、いわいのふ健、阪本篤、筑波竜一による劇団員だけの3人芝居、という環境でしたが、稽古はどうでしたか?また、印象に残っている出来事があれば教えてください。

演出家としては経験不足なところもあるので、メンバーから意見をもらいまくっています。おかげで良い方向に向かってるなと感じています。

--最後に公演を心待ちにしている皆さんにメッセージをお願いします。

メンバー一同、お待ちしております!

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​原田ゆう

​大学で演劇を学ぶ。在学中よりコンテンポラリーダンスの活動もはじめ、2008年からイデビアン・クルーに参加。並行して劇作活動を続け、2016年より、劇作家として劇団温泉ドラゴンに参加する。近年の上演作品に、文学座アトリエの会『文、分、異聞』、劇団温泉ドラゴン『悼、灯、斉藤』『痕、婚、』がある。

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